アパートやマンションなどの賃貸でトイレの水漏れを発見したときは、どこに連絡してどのように対処すればよいのでしょうか。
速やかに修理することはもちろんですが、賃貸の場合は持ち家とは違った対応が必要です。
本記事では、賃貸のトイレから水漏れを発見したときに連絡するべき場所や、おすすめの修理方法などについて紹介していきます。
その状況になったときに焦らないように、今のうちに適切な対処法を確認しておきましょう。
目次
賃貸のトイレで水漏れした場合の対処方法
持ち家ではなくアパートやマンションなど賃貸のトイレで水漏れした場合は、どのように対処すれば正解なのでしょうか。
ここでは、適切な対処法としておすすめできる3つの方法を紹介します。
水漏れでかかる水道代の料金はこちらで紹介しています。高額な料金を請求される前に対処しましょう。
賃貸の大家・管理会社に連絡する
トイレの水漏れを発見したときは、まずは賃貸の大家や管理会社に連絡するようにしましょう。
賃貸の大家や管理会社は、ちょっとした水漏れであればすぐに駆け付けてくれ、専用の器具を使って直してくれることがあります。
また、詳しくは後述しますが、水漏れのケースによっては大家や管理会社が費用を負担してくれることもあります。そのため、大家や管理会社が修理をできなくても、まずは連絡をして確認を取ってみるのがおすすめです。
水道修理業者に依頼する
最も安心で安全な方法が、その道のプロである水道修理業者に依頼することです。
水道修理業者に依頼すれば、不安を残すことなく元通りにトイレを修復してくれます。業者によっては数時間で駆けつけてくれるところもあり、素人がやるよりも早い時間で修理が完了するので、ストレスもたまりません。
場合によっては水漏れ以外のトイレトラブルを見つけてくれ、大きなトラブルを予防してくれることもあります。
トイレ修理の代金は業者や水漏れの種類によっても異なりますが、6,000~15,000円程度が目安です。
自力で修理する
ちょっとした水漏れであれば、自力での修理も可能かもしれません。
部品交換程度で水漏れが直るのであれば、500~5,000円で部品を購入でき、修理に必要な器具も2,000~5,000円で揃えられます。
現在はインターネットでも修理方法を調べることができ、自力で修理すれば他の方法よりコストも抑えられます。
ちなみに、自力で修理するときも大家や管理会社への連絡は必須です。許可取りは忘れずに行っておきましょう。
自力でのトイレ水漏れ修理は注意が必要
水漏れを直す方法の1つに、自力での修理を挙げましたが、自力での修理はメリットだけではなくデメリットも存在するので注意が必要です。
自力での修理による最大のデメリットは、やり方を誤り状況が悪化することや、大がかりな修理に発展して予想以上の費用がかかることです。
特に賃貸であれば、水漏れが悪化して床が水浸しになり、高額な修繕費用を請求されるケースも考えられます。場合によっては、水漏れの悪化で下の階にまで影響を及ぼすかもしれません。
上手くいけば修理費用をおさえられる自力での修理ですが、少しでも不安要素があれば、無理をせずに他の方法で直すのがおすすめです。
費用の負担はトイレ水漏れの原因で異なる
賃貸のトイレ修理で重要な確認事項が、「誰が費用を負担するか」です。賃貸の場合は、入居者ではなく、大家や管理会社が修理費用を負担してくれるケースも多くあります。
例えば、
- 通常の範囲内のトイレ故障
- 経年劣化による水漏れ
- 規模の小さな故障や破損
などは、一般的に大家や管理会社が修理費用を負担してくれます。
また、賃貸借契約書を確認すれば、設備が故障した場合の対応や取り決めについても書かれています。
一方で、
- 賃貸借契約書に入居者負担と記載されている
- 入居者の不注意や過失での故障
などは、入居者が費用を負担する可能性が高いので注意が必要です。
どちらにせよ、トイレが水漏れをしていて修理する場合は、大家や管理会社に連絡を入れておくのが正解です。