トイレの嘔吐物・ゲロつまりで困っている方に対処法を解説!

トイレにゲロを詰まらせて困ることはよくあることです。

トイレが詰まったままだととても不便ですし、衛生的にもあまりよくありません。ムリに水で流そうとすると、トイレの水があふれてしまうこともあります。

このようなケースでは、冷静に適切な方法で対処することが大切です。

ゲロ(嘔吐物)のトイレつまりは自分で対処できる?

迷っている女性

トイレにゲロ(嘔吐物)が詰まったときにご自身で対応できるケースできないケースとがあります。

ただし、自分で対応できるケースでも適切な対処法を取らなければ状況が悪化してしまう可能性があります。あるいは、対処している最中にご自身の体が汚れてしまったり、不快感が強くなったりすることもあるでしょう。

そもそも、トイレは嘔吐をする場所として適切な場所ではありません。

清掃のしやすさやプライベート空間であるということから、自宅や飲食店などのトイレで嘔吐をするケースは少なくありませんが、トイレに流せるのは排泄物・トイレットペーパーのみです。

POINTロ(嘔吐物)は、未消化の食べ物などが含まれているため、そもそもトイレにつまりやすいという特徴があります。また、嘔吐物からのウイルス感染などのリスクもあるため、基本的に慎重な対応が必要とされます。

※緊急性の高いケースもありますが、可能であればビニール袋をかぶせた洗面器などに嘔吐するとよいでしょう。

トイレにゲロ(嘔吐物)が詰まったときの対処法4ステップ

トイレにゲロ(嘔吐物)が詰まったとき、多くの方はご自身で対応をされます。

このときに大切なことは、適切な方法で対応することです。

トイレのつまりをいかに解消するかという点だけでなく、衛生面や感染症対策も意識する必要があります。

ステップ①二次感染防止のための準備

最初にやるべきことは、作業者の二次感染防止対策です。

POINT嘔吐をした人が体調を崩していたり、気分が悪かったりする場合は、ノロウイルスなどの感染症にかかっている場合があります。健康な方であっても、人間のゲロ(嘔吐物)のなかには、大量の細菌やウイルスが繁殖しています。

二次感染防止のためには、おこなうべき準備は以下のとおりです。

  • マスク着用
  • ビニール手袋の装着
  • ペーパータオルやビニール袋の準備

詳しく知りたい方は、厚生労働省の「ノロウイルスリーフレット」が参考になるでしょう。

ステップ②ゲロ・嘔吐物の簡単な除去

トイレに詰まっている嘔吐物を除去できる範囲で取り除いてください。

固形物を取り除いておかないと、もし現在のつまりが解消されたとしても再び詰まる可能性が高いためです。

安全に嘔吐物を廃棄・除去するための手順は、以下のとおりです。

  1. 使い捨ての手袋・マスク・ガウンなどを着用する
  2. 嘔吐物が乾燥する前に、ペーパータオルなどで拭き取る
  3. 箇所を拭き取った嘔吐物をビニール袋に密封する
  4. できればビニール袋内に塩素系の消毒を浸す

参考:政府広報オンライン

このとき、周囲に家族や他人がいると浮き上がったウイルスの飛沫を吸い込んでしまうことがあるため、1人で作業をするようにしましょう。

ステップ③ラバーカップや市販の薬剤の使用

手で救える範囲の嘔吐物を十分に除去したら、ラバーカップや市販の薬剤を使用してトイレに詰まっている嘔吐物の除去を試みましょう。

POINTラバーカップを使用する際のコツは、引くときに少し勢いをつけることです。

※ただし、勢いをつけすぎたり、押す際に勢いをつけたりするとトイレの水があふれてしまうため注意してください。

つまりが解消できたら、水を流してきちんと流れるか確認しましょう。

ステップ④残存する嘔吐物をキレイに取り除く

水が流れるようになったら、再度ラバーカップや市販の薬剤を使用して、細かい嘔吐物が浮いてこなくなるまで繰り返し対処をしましょう。

さらに、トイレの便座など飛沫が付着している可能性のある箇所をペーパータオルなどで丁寧に拭き取ってください。

塩素消毒をして仕上げの水拭きをしたら、衛生的に嘔吐物の対処ができます。

使用した手袋は、除去した嘔吐物のようにビニール袋に密封して廃棄しましょう。また、すべての作業が完了したら、ていねいに手洗いをしてください。

トイレのゲロ(嘔吐物)つまりを専門業者に依頼した方がよいケース

作業員

トイレの嘔吐の対処は、ご自身で対応できるケースが多いものの、なかには対処できないケースがあります。あるいは、無理してご自身で対処しない方がよいケースも考えられます。

その場合、水道修理専門業者に依頼することが可能です。

まずは、どのようなケースで自分自身での対応をしない方が良いのかを紹介します。

つまりが解消しない

ゲロ・嘔吐物が配管部分で詰まっていたり、つまっているものが大きな固形物だったりする際には、ラバーカップや市販の薬剤では除去できないことがあります。

つまりの解消が難しいにもかかわらず対応を続けていると、余計にトイレの水があふれてしまったり、二次感染のリスクが高まったりします。

ご自宅にラバーカップや薬剤がないご家庭で、深夜や早朝につまりが生じてしまうと、そもそもご自身での対処ができません。これらのケースでは、業者に依頼しましょう。

気分が悪くなる・悪い

個人差がありますが、ゲロ・嘔吐物の処理やトイレでの作業をしていると気分が悪くなるという方もいます。

あるいは、一人暮らしは、体調が悪くとてもトイレつまりの対処をする余裕がないというケースもあるでしょう。

POINT
このようなケースであえて無理をする必要はありません。水道修理専門業者の依頼は有料ではありますが、体調面や気分を考慮して専門業者に依頼される方は少なくありません。

感染症が気になる

感染症が気になるケースでも専門業者に依頼した方がよいでしょう。

プロの水道修理業者は、感染症対策をほどこした上で作業をおこないます

さらに、二次災害防止のために、飛沫のふきとりなどの清掃作業も含めて対応している業者が多いです。

ご自身の安全を守るためにも、その後安心してトイレを使用するためにも、プロの水道修理業者を依頼すれば安心感が得られます。

ゲロ・嘔吐物のつまり対応の水道修理専門業者の選び方

調べる

ゲロ・嘔吐物のつまりに対応している水道修理業者は、全国に多数あります。

緊急時には慌てて業者を手配してしまいがちですが、水道修理業者のすべてが優良業者というわけではありません

なかには、依頼者の焦りや不安につけ込んで高額請求をする業者も存在します。

この章では、水道修理専門業者を手配する場合の選び方のポイントを解説します。

ポイント①適正な料金を案内

ホームページなどで不当に安い価格を案内している業者は、悪質な業者である可能性が高いです。

これらの業者は見せかけの安さで顧客を集め、作業後に高額な料金を請求したり、品質の低い工事をおこなったりするケースが多いためです。

一般的なトイレつまりの料金相場は、5,000円〜です(ただし、金額はケースバイケースで異なります)。

POINTあまりにも安い金額を案内している業者や、料金の提示が分かりにくい業者を避け、明瞭な料金プランを案内している業者を選びましょう。
トイレ修理の料金についてはこちらで解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント②無料での出張・見積もりに対応

トイレのつまりは状況やトイレ機器の型番などによって料金が異なるため、現地見積もりをしてから料金が提示されるケースが一般的です。

このとき、無料で出張見積もりに対応してもらえる業者であれば、金額を聞いてから依頼するか否かを判断できます。

ホームページで無料での見積もりに対応していることをうたっている業者を選びましょう。

また、水道修理業者のトラブル事例として多いのは、「見積もりの提示がないまま作業をスタートして、工事完了後に高額な費用を請求された」というものです。

POINTこれらのトラブルを防ぐには、作業スタート前に見積もりの提示を徹底している業者に依頼をすると安心です。

ポイント③実績

水道修理業者の実績は、信頼・安心感の裏付けになります。

  • 創業以来、長年の実績がある
  • 工事件数が豊富
  • 対応エリアが拡大している

品質の高い工事をする業者は、顧客からのリピート利用が多く地域に愛される結果、事業の年数や受注件数が多くなる傾向があります。

ただし、水道修理業者のなかには、本部で受付をおこない全国の協力店が実務をおこなっている業者もあります。このような業者は、受注件数が多いからといって必ずしも品質がすぐれているとはかぎりません

POINT自社工事で信頼性を高めている業者がオススメです。

ポイント④水道局指定工事店・資格保有スタッフ在籍

資格や免許を保有している店舗・スタッフは、信頼性の高い業者です。

水道局指定工事店とは、水道局が法律や法令に準拠して設立・運営されていると認めている業者を指します。

また、水回りや住宅工事関連の資格保有者が在籍している業者は基本的な技術力が高いため、安心感の高い業者であるといえるでしょう。

ポイント⑤評判・口コミのよい業者

良心的な対応をおこなっている業者は、インターネット上でよい口コミが集まる傾向がみられます。したがって、インターネット上の評判・口コミも業者を選ぶ際の参考材料となります。

POINT特に、ご自身のお住まいの地域での評判・口コミのよい業者を選ぶことがポイントです。

 

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