「オキシクリーンはトイレつまりの解消にも役立つの?」と疑問に思っていませんか。
オキシクリーンは、衣類や水回り、壁の汚れなど、さまざまなシーンに使える酵素系漂白剤です。その汚れを落とすパワーから、トイレ詰まりにも有効とされています。
しかし、初めてオキシクリーンを使うときは、正しい使い方や注意点が分からず、不安になりますよね。
そこで本記事では、トイレつまりで活躍するオキシクリーンの効果的な使い方や、使う際の注意点などを詳しく解説していきます。
オキシクリーンを正しく使って、頑固なトイレつまりを解決しましょう。
目次
トイレつまりにも効果的なオキシクリーンを解説!

引用:https://www.oxicleanjapan.jp/
そんなオキシクリーンは、トイレつまりにも効果を発揮してくれ、簡単にトラブルの解決が可能です。オキシクリーンでトイレつまりの解消を考えている方は、はじめにオキシクリーンの特徴や種類などをチェックしておきましょう。
オキシクリーンとは
オキシクリーンとは、株式会社グラフィコが販売している酵素系漂白剤の商品名のことです。ドラッグストアやホームセンターで気軽に購入できます。
衣類のシミや汚れの漂白だけではなく、消臭、除菌もできることで知られています。
オキシクリーンのような酵素系の漂白剤は、塩素系の商品と違ってツンとした刺激臭がないので安心です。
さらに、過炭酸ナトリウムから発生する活性酸素は、ニオイを落とす効果もあるので、消臭効果も期待できます。
商品ラインナップは、
- 衣類専用
- 洗濯槽やカーペット専用
- 暮らしの汚れ用
などさまざまです。
さらに泡タイプやスプレータイプ、粉末タイプなどにも分かれているので、オキシクリーンを購入する際は、目的を明確にして適切なものを選ぶようにしましょう。
効果的な汚れ
さまざまな汚れに対応できるといわれているオキシクリーンですが、具体的にはどのような汚れに効果的なのでしょうか。
オキシクリーンには、大きく分けて「洗濯用」と「掃除用」の2種類があるので、各タイプに効果的な汚れを確認しておきましょう。
例えば、衣類についた食べ物や飲み物のシミ、黄ばみ、黒ずみなどは洗濯用オキシクリーンの得意分野です。
例えば、油汚れや皮脂、汗などは酸性の汚れです。トイレ詰まりでも、この掃除用オキシクリーンを使います。トイレつまりであれば、トイレットペーパーやティッシュペーパー、排出物やヘドロなど、水に溶解可能なものは溶かしてくれる力があります。
日本製と海外製の違い
オキシクリーンは、もともとアメリカ発の洗剤です。
そのため、日本製とアメリカオリジナル製の両方のタイプがあります。では、日本製と海外製に大きな違いはあるのでしょうか。
結論からいうと、日本製とアメリカ製では界面活性剤の有無に違いがあります。
アメリカ製のオキシクリーンは、界面活性剤が含まれていて、日本製よりも洗浄効果が高いのが特徴です。日本製のオキシクリーンには界面活性剤は含まれていません。
界面活性剤は含まれていない日本製ですが、含まれていないからこそ泡立ちが少なく「すすぎ」が楽という特徴があります。また、アメリカ製には香料が入っているので、日本人からすると、アメリカ製オキシクリーンの匂いが苦手な方も多いかもしれません。
トイレつまりに対するオキシクリーンの使い方
さまざまな場面で活用できるオキシクリーンですが、トイレつまりにはどのような使い方をするのでしょうか。
トイレつまりに対するオキシクリーンの使い方を詳しく解説していきます。
・オキシクリーン
・お湯3~4ℓ
・バケツや洗面器
- 専用のオキシ液をつくる
- 便器の水量を適量にする
- オキシ液を投入する
まずは、用意したアイテムを使って、トイレ詰まりに効果的な「専用オキシ液」をつくりましょう。バケツや洗面器にお湯をため、そこにスプーン半分~1杯ほどのオキシクリーンを投入します。
オキシクリーンを投入したお湯を、ブラシなどで混ぜて泡立てましょう。
次に便器の水量を適量にしましょう。トイレが詰まっているときは、水が溢れそうになっていることが多くあります。水が多すぎると、オキシクリーンを有効活用できません。
オキシクリーンを使う前に、水を汲みだしておき、普段の水の量より少し少ないくらいの水を残しておきます。
手順1で作ったオキシ液をトイレに投入します。トイレにオキシ液を投入すれば、あとは放置するだけです。2~3時間放置すると、詰まりの原因であるトイレットペーパーや排出物などが溶けているので、水を流せるようになります。
おもちゃや生理用品などの水で溶けないものは、つまりの原因になっていても解決できません。

熱湯が高温すぎると便器が割れてしまうことも
専用オキシ液をつくるときはお湯を使いますが、お湯の温度は40~60程度にとどめておくようにしましょう。
60度以上の高温でオキシ液を作ってしまうと、熱湯が原因で便器が割れてしまう恐れがあります。便器が割れてしまうと高い修理費用が請求されるので、注意が必要です。
オキシクリーンの他にも、つまり解消で名前の聞くことの多いピーピースルーの効果はこちらで解説しています。
効果のある症状を理解して、正しい方法で使用しましょう!